鴨肉の魅力!徹底解説

鴨肉の料理

公園の湖などでもよく見かける、鴨という鳥。この鴨、実はその種類にもよりますが、一部は食用として用いられています。そして、独特の美味しさから、鴨肉が好きという人も多いのです。

では、そんな鴨肉とはどのような特徴があり、どのような料理に使うのが適しているのでしょうか。その鴨肉の魅力について解説していきましょう。

鴨肉の特徴

歯ごたえがあり、独特の香りがある肉質

鴨肉は、他のジビエ料理に比べて流通している割合が多いので、口にした経験がある方も多いのではないでしょうか。そんな鴨肉の特徴としては、歯ごたえのある食感と独特の香りがある肉質です。

鶏肉の場合はすんなりと噛み切れる部位が多いですが、鴨肉の場合は少しその肉に弾力があります。ですので、食べ応えがある食感になっています。また、脂身が分厚いのも特徴です。

そして、鶏肉にはないような鴨特有の香りが噛むたびに口の中に広がります。このことから、鴨肉は口に入れると食感と風味両方から味覚を刺激してくれる肉質だと言えるでしょう。

品種改良により食べやすくなっている

以前の鴨肉は、その風味が強すぎて、人によっては臭いとか食べにくいという感覚を抱く方もおられました。しかし、現在市販されている鴨肉は、その多くが品種改良をされています。そのため、万人の口に合うような味になっているのです。

このような食べやすい味のため、洋食のメニューでもよく使えますし、日本料理の食材としても使うことができます。ですので、和洋問わずに使える食材です。

過去の鴨肉を食べて、癖があると感じた人でも、もう一度今売られている鴨肉を食べてみてください。食べやすい味になっているので、癖なく食べられるはずです。

オススメの鴨肉料理その1〜鴨のロースト〜

余分な脂分などを処理してから焼く

鴨のローストは、鴨肉の美味しさを火でぎゅっと閉じ込めることができます。ですので、鴨肉料理の入門としても、鴨のローストはオススメです。

ローストをする前の段階では、余分な脂身を切り落とすなどしておきましょう。特徴の部分でも紹介したように、鴨肉は脂身がとても多いです。そのため、余分な脂身がついていることが多いですので、この処理はとても重要になります。

そして、皮の部分には切り込みを入れて、味付けが染み込みやすくする処理をしておくと、より美味しく作ることができます。

焼き方は様々

ローストとは、もともと串刺しにしてから肉を焼くという調理方法です。

そのため、バーベキューのような炭火と網を用意して、鴨肉を串に刺して焼けば、とても美味しいローストを作ることができます。

ただ、一般のご家庭では網で焼くのは難しいことが多いですので、そのような場合は普通の肉を焼くように、フライパンを用意したりオーブンレンジを使ったりして焼くのでも、十分美味しい鴨のローストを作ることはできます。

焼き方は様々ですが、その焼き方によってローストの味も少しずつ違ってきます。まずはフライパンから始めて、オーブンや網焼きなど、多様な焼き方のローストを作ってみるのも良いでしょう。

オススメの鴨肉料理その2〜鴨のテリーヌ〜

テリーヌという料理について

テリーヌは、フランス料理の前菜としてよくだされる料理です。肉や魚のペーストや野菜を、動物の脂分と絡めて細長いテリーヌの型に嵌め、それに火を通した後に冷やして固めたものの総称でもあります。

鴨肉のテリーヌは、肉を挽肉にしたり細かく包丁で切ったりして、下処理をします。そして下処理をした鴨肉を炒め、その後に豚の背脂やバター、時としてゼラチンなどと混ぜ合わせるようにして作ります。動物性の脂を使うのは、冷えた時に固まるという性質を用いるためです。

冷やして固めたテリーヌは、適当な幅(おおよそ1cm)に切り分けて食べます。日本料理にはあまりない調理法なので、冷たくてとても新鮮な味わいで鴨肉を食べられます。

鴨のテリーヌを美味しく作るポイント

鴨肉のテリーヌは、ちょっとしたポイントを押さえることで美味しく作ることができます

一つ目のポイントは、バターを使うことです。ゼラチンを使用すると簡単にテリーヌはできますが、風味が足りなくなります。その際、バターを使うと風味が増しますので、一気にテリーヌの味を引き上げてくれます。

二つ目のポイントは、タイムなどのハーブを混ぜることです。鴨肉の味にハーブを加えることで、複雑な味を作ることができるので、鴨の癖を押さえることができます。

その他、鳥獣被害についての記事はこちら → イノシシ肉の魅力!徹底解説

まとめ

鴨肉は肉質に特徴はありますが、とても使いやすい肉です。その特徴を理解した上で、それに合った調理方法を行えばとても美味しく食べられます。

今回紹介した料理の他にも、美味しい鴨肉料理はあります。ぜひ、いろいろな鴨肉料理を作ってみてください。ジビエの裏側には、これらの鳥獣被害とそれらによる被害という、社会的問題があることを忘れてはなりません。